プール熱の症状

プール熱の症状

プール熱の症状プール熱(poolfever)とは、咽頭結膜熱(pharyngoconjunctival fever;PCF)といいます。


主な症状は「高熱・咽頭炎・結膜炎」の3つです。急に38度~39度の高い熱がでるのが特徴です。のどが赤くはれて痛むほか、首のリンパ節もはれて押すと痛がることもあります。目は結膜(白目の部分)が赤くなり、目やにが出て目が開かなくなることもあります。しかし、プール熱の特徴的な高熱、咽頭炎、結膜炎の三主徴を常に伴うとは限りません。


プール熱の発生は年間を通じてみられます。保健法では、プール熱の主要症状が消退した後2日を経過するまでは出席停止、もしくは病状により学校医その他の医師が伝染の恐れがないと認めるまでは出席停止の措置がとられます。プール熱は予防をするにこしたことはありません。



プール熱の症状

プール熱の症状プール熱の原因はアデノウイルス感染によるもので、症状としては高熱と結膜炎を起こします。詳しく言えば、感染後4~5日間の潜伏期間があり、その後38~40度の高熱が4~7日間続きます。熱はなかなか下がらず、元気もなくなります。ノドが赤く腫れ、4~5日間痛みます。咳が出て、扁桃腺炎を伴うことも多くなります。


同時に結膜炎の症状が出て、目が赤く充血し、痛み、目ヤニが出て、目を開けているのがつらくなります。眼の症状が強いときには、眼科での治療が必要になることもあります。


さらに頭痛、吐き気、腹痛、下痢などの症状を伴うこともあります。プール熱の原因であるアデノウイルスに直接効く薬はなく、なんといっても症状に応じた対策と二次感染予防が大切です。プール熱の症状がひどい場合は病院に行って診察を受けましょう。

▼プール熱の症状
潜伏期間:感染後、4~5日間
咽頭炎の症状
プール熱の症状
高熱(38~40度)が4~7日間続く
ノドが赤く腫れ、4~5日間痛む

扁桃腺炎になる場合もある
頭痛
吐き気
腹痛
下痢
などの症状がでることもある。
結膜炎の症状
プール熱の症状
目が赤くなる
目ヤニが出る
眼科での治療が必要になることがある



プール熱に実際かかったときは肺炎などにご注意

プール熱実際の症状通常のプール熱の症状としてはご存知の方も多いでしょうが、39~40度の高熱が4~5日続き喉の痛みが強く(咽頭炎の症状)、目が赤く、目やにが出ます(結膜炎の症状)。しかし、プール熱の原因であるアデノウイルスの感染は必ず咽頭結膜熱の症状をきたすという訳ではなく、時として扁桃炎、肺炎などの呼吸器疾患、胃腸炎などの消化器疾患、出血性膀胱炎などの泌尿器疾患から、肝炎、膵炎、脳炎などにいたるまでさまざまな臨床症状を起こす可能性があります。

※詳しくは、当サイト「アデノウイルスの起こす、(プール熱以外の)感染症」


プール熱にかからないためには、プールから上がったらよく目や手を洗うことが大切です。シャワーでプールの水をよく流してください。ただ、感染するのは、プールに限りません。よくうがいをし、かかったら家ではタオル、洗面器、食器などを家族と共用しないほうがいいでしょう。