アデノウイルスの起こす、(プール熱以外の)感染症

プール熱とアデノウイルスの起こす感染症プール熱の原因はアデノウイルスです。アデノウイルスが引き起こすプール熱以外の感染症には、急性熱性咽頭炎、滲出性扁桃炎、上気道炎、出血性膀胱炎などがあります。


急性熱性咽頭炎(きゅうせいねつせいいんとうえん)は、のどの赤みと腫れ、首のリンパ節の腫れが見られます。つぎに滲出性扁桃炎(しんしゅつせいへんとうえん)ですが、のどの奥にある扁桃に、白い滲出物(しんしゅつぶつ)がつき、のどの痛みが強くなります。それから、上気道炎。のどの痛み、咳、声枯れ、倦怠感(だるさ)、悪寒、発熱が特徴です。アデノウイルスは出血性膀胱炎を引き起こすこともあります。これは幼児と学童にみられ、血尿と頻尿が特徴です。その他に、肺炎やはやり目といわれる、流行性角結膜炎(りゅうこうせいかくけつまくえん)などがあります。


プール熱等プールでのウィルス感染とかそんなに考えたことはないかもしれませんが、免疫力の弱い子どもには結構深刻な問題にもなりえます。もちろん、子どもへの感染が多いだけで大人だったら大丈夫というわけでもないようです。子どもだろうが大人だろうが同じように注意は必要です。


▼アデノウイルスが原因で起こる感染症
・プール熱(咽頭結膜熱<いんとうけつまくねつ>)
・急性熱性咽頭炎(きゅうせいねつせいいんとうえん)・・・・・乳幼児の冬風邪の一種
・滲出性扁桃炎(しんしゅつせいへんとうえん)・・・・・のどの痛みが強いのが特徴
・上気道炎(じょうきどうえん)・・・・・風邪の一種
・出血性膀胱炎(しゅっけつせいぼうこうえん)・・・・・幼児と学童がかかる。
・肺炎
・はやり目(流行性角結膜炎<りゅうこうせいかくけつまくえん>)・・・・目ヤニがついた衣服や寝具で感染